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【朝礼】健やかに生かされるために

神様は私たちが活き活きと生きていくことを願っておられ、そのように関わって下さいますが、邪魔が入ることがあります。ですから今日はそのような妨げ、邪魔をどうしたら除けるか、ということを考えました。

妨げ・邪魔なものとは何かというと「この世の間違った情報、この世の間違った価値観や考え方」のことです。こういうものを取り除かないと、人は神様の導きに従ってまっすぐ歩めないのです。そして本当には健やかになれません。いつも邪魔が入って中断する、あるいは脱線してしまう。非常にまじめに暮らしておられて、こちらは助けてあげたいんだけど、間違った情報ががっちりと頭に入っていて、間違った価値観に引っ張られているので、こちらが手渡したいものを受け取れないということがあります。この妨げを取り除かないと、正しい情報は入っていきません。

何が情報として正しいか間違っているか、よく弁別することがすごく大切です。私たちは聖書の価値観に基づいて聖と邪、白と黒を分けているんですが、皆さんもよろしかったら、聖書の価値観に基づいて正しい情報を得るということをしてみてください。

次に「神様とまっすぐに向き合うこと」が大切です。誘惑に負けて気を散らすのでまっすぐに向き合っていない、ということがあります。神より大切なものが何か他にあると気が散ってしまいます。本当は最短距離を走ったほうが良いんだけど、そうやって寄り道するのでなかなかたどり着かない。神様にまっすぐに向き合うことが、短い走行距離で目的地に到着する秘訣です。

それから「神ときちんと結び合うこと」が大切です。曖昧などっちつかずの態度、これが結局、解決を間延びさせます。正しいというのは「まっすぐ」、罪というのは「曲がった」という意味ですから、曲線を描いている人生というのは楽しいかもしれませんが、目的地にたどり着かないで終わるかもしれません。

人は愛する時、最も美しく輝くように造られています。欲に飲み込まれている時は美しくない。ところが誰かを一生懸命愛している時の姿というのは非常に美しいです。人間はそのように造られているんです。

僕は嫉妬したことがあります。ある女性が好きだったんですが、その女性は別の人を好きだったんです。その女性が私の知らない別の人のことを想ってボーっと窓外の景色を見ている時、非常に美しかったのです。間もなく結婚式の招待状が来ました。なるほどなぁと思いました。女性は愛する人を想う時、美しい表情をするものです。

私たちは人を愛する時、美しく輝くんです。だからまず「愛する」ということを一生懸命やると、活き活きと生きる、という目的地に非常にスピーディにたどり着くということです。その時、私たちは神様に造られた姿になっているわけです。

美しい顔かたちをしている人はいますが、美しさというのは笑顔です。まじめな顔よりも笑顔、この笑顔というものはどんな目鼻立ちしていても美しいですよ。北海道弁で「みったくめんこ」というのがあります。「みったく」つまり、みっともないけど「めんこい」、可愛い。みっともないというのは目鼻立ちが悪いんですよ。でも笑顔がすごく可愛い。それを「みったくめんこ」というんです。

私たちは親ゆずりの顔でしょう。だから目鼻立ちが整っているかどうかというのは、私たちの責任を超えているんです。でも笑顔、愛する笑顔、これは私たちの責任範囲内です。美しくありたいと思っています。