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神に出会った人に出会った! ~余市教会 安間侑佳梨さんの証言 ~

 

「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか。」(ルカ24:32)

 

聖書の神様に出会った人に出会えた。水谷先生というその人物が今、私の目の前で、同じ時代を生きている。私の目を見て「神様は本当にいる」と断言される。実際に生き方を見せてくれる。このものすごい事実を思うたびに、私はいつも圧倒される。
その水谷先生が講義してくださる「丹波聖書セミナー」と、新しく始まった「都賀セミナー『人生論』」が、今年の1月、先生のご都合により余市で行われた。いつか現地参加したい、という私の祈りが思わぬ形で答えられ、二つのセミナーを生で受講させていただいた。セミナー中、余市は大寒波で大雪だった。でも、祈りの家で、水谷先生の語る聖書の言葉を浴びるように聞いていた私の心は熱く燃えていた。
今年の丹波セミナーのテーマは「正統と異端」。正直、テーマとしては堅苦しいイメージがあったけど、受けた感想は、クリスチャンであるならば、このセミナーは受けなければ絶対に損だ!ということ。個人的には、今までのテーマの中でも一番興味深かった。先生が聖書の中の偽預言者や宗教家たちを、預言者やイエス様、パウロと比較しながら、誰が本当に神様の真理を語っているのか、どうすれば見分けることができるか、丁寧に解説してくれる。
感動したのは、旧約から新約までどの箇所を読んでも、惠泉塾と召団の働きの中で起こった実際の出来事、そして語られている言葉が聖書とそのまま重なり、「確かにそうだ」と、確認できることだ。聖書の中の現実が、今この時代にも実際に起きているという事実に、改めて驚かされた。今、私も、聖書の中に生きていた神様の導く現代の大ドラマの中に、その登場人物の一人として、この時代に生かされているのか。講義を重ねるごとに、どんどん心がわくわくした。

「わたしから学んだこと、受けたこと、わたしについて聞いたこと、見たことを実行しなさい。そうすれば、平和の神はあなた方と共におられます。」(フィリピ4:9)

都賀セミナーの「人生論」では、先生と参加者との丁寧な問答を通して、いかに生きるべきか、具体的に学ぶことができた。この世のすべての苦しみは、人間が神様を無視していることが原因だということ。この世界を創られた主なる神様を信じ、その創造原理に従って生きれば世界は平和になり、被造物すべてが幸いを得る、ということ。その神様の価値基準や実際の生き方を、聖書を通してわかりやすく解説してくださった。こんなこと、この世の中では学校も、教科書も、誰も教えてくれなかった。
「聖書の神様は哲学や思想ではなく、実際に歴史を導く、今も生きて働く唯一不変の実存だ。僕はその神様と出会い、50年間共に歩んできた。皆さんにもぜひこの幸いな人生を歩んでもらいたい。」そうはっきり断言されると、信じない理由が見つからない。召団は、その壮大な神様の歴史の最先端に立っている。私もその神様の計画の担い手に選ばれた精鋭隊の一人として、訓練されている。すごい、すごい。こんなすごいことが、日本の片隅にある田舎の小さな一室で、私みたいな者に語られている。もったいない。このセミナーを、もっとたくさんの人に聞いてもらいたい。私は居ても立っても居られない思いになった。仕事している人、世界中の人に向かって叫びたくなった。みなさん、聞いてください。ここに真理があります!
3年前の今頃まで、私も神様なんていないと信じ込み、教会に熱心に通う母と姉を馬鹿にしていた。でも、どうしようもなく行き詰まった私と家族を癒し、救ってくれたのは聖書の神様だった。召団に出会い、惠泉塾に来て、この世の理屈じゃ説明できない超論理の「神の法則」に身を任せたら、本当にすべての問題が解決した。
どこにいても、誰といても、何を食べてもむなしかった魂が、気がついたら満たされていた。家族の和解があり、人生に希望が与えられた。人間の本当の幸せがすべて聖書の中にあることを、この信仰は教えてくれた。神様は見えないけど、本当にいる。そう信じられる証拠が、ここには数えきれないほどたくさんある。だからこそ、求めずにいられなくなる。祈りたくなる。聖書を読まずにはいられなくなる。
「今はわからなくても、必ずわかる日が来る」と確信をもって励ましてくれる先輩や、同じ信仰をもつたくさんの仲間がいる。気持ちだけ高ぶって空回りし、暴走しようとする私を冷静に諭してくれる人がいる。こんなに懐深く、大きな愛で育てていただいていることにも心から感謝する。
神様に出会った人に出会った。この出会いに選ばれ、恵みを受けた者として、この人生を絶対に無駄にはできない。神様の生きて働く現実が、聖書の中、信仰者の本の中だけじゃなく、今も実際に起きている。ジョージミュラー、バジレアシュリンク、ラブリ、偉大な信仰者の本の中のできごとを越えた現実が、今、ここにある。
この熱く燃えた信仰の灯のバトンをしっかり受け継ぐことが、今の私の大事な使命の一つだと確信する。油を絶やさず、御言葉の薪をたくさん積んで、神様にがっちり繫がった信頼関係を築いていきたい。以前の私のように世で苦しんでいる人の友となり、闇を切り裂く光となっていきたい。
もう時はない、と気持ちは焦る。でも今はじっくり忍耐し、時が来るまで根を深くおろして信仰の土台を据えたいと思う。まだまだ未熟で的外れもたくさんあるけど、やる気だけはある。どうか忍耐強く大目に見守っていただきたい。
こういうわけで、私の心は今、燃えております。皆さんもぜひ一緒にセミナーに参加して、信仰の火を燃やしてみませんか。

「わたしはあなたの命令をとこしえに忘れません/それによって命を得させてくださったのですから。/わたしはあなたのもの。どうかお救いください。/あなたの命令をわたしは尋ね求めます。」(詩編119:93~94)