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6月 第26回夏期福音特別集会が開催される!

2015年6月10日から始まる夏期福音特別集会のテーマは、「精一杯生き抜く」 ~聖書の人に学ぶ~と決

まった。水谷先生によるテーマの解説は以下の通り。 「聖書に登場する『神の人』は皆、精一杯に生き抜く人であった。札幌キリスト召団の人は皆、『神の人』のようであることが期待されている。私たちの主なる神は今日まで数多くの奇跡的な恵みを溢れんばかりに降り注いでくださった。それによって私たちは急速に成長し、『愛し合う共同体づくり』という神の使命は力強く前進している。愛すべき隣人は手に余るほど多く、新たに共同体を形成すべき守備範囲は次々に拡大している。今必要なのは、信頼して神の使命を託することのできる逞しい働き手である。捨て身で隣人に尽くすことのできる『信仰の人』である。私たちは今こそ神に使っていただける成熟したキリスト者にならねばならない。」  この「成熟したキリスト者」について、2008年9月1日発行のニュースレターに、「マナはやんだ」と題して先生は次のように書いておられる。  「モーセに率いられたイスラエルは旅が人生でした。神が与えるマナとメリバの水とうずらの肉が食物の一切でした。神がイスラエルを愛して、必要の一切を満たしてくださり、約束の地に導いてくださると信じて旅を続けるしか方法がありませんでした。それは乳を慕う幼いクリスチャンの姿を表しています。  ヨシュアに率いられたイスラエルはヨルダン川を渡って先住民族を征服し、定住しました。小麦やぶどうを栽培し、ダビデが息子ソロモンに神殿を建てさせました。イスラエルは産物の初物を神に捧げて世界と交易し、神の栄光を表しました。これが、成熟したクリスチャンのひな型です。  惠泉塾の歴史もこれと同じ歩みを辿っています。初めの10年は神の恵みに頼る以外にすべなき歩みでした。10周年記念祭が済むと、マナが降らなくなったことに気づき始め、もう幼児ではなくなったのだ、との自覚を促されました。乳を慕い求める時代は終わり、固い食物を噛み分けて逞しく生きていかねばなりません。10年の歩みの中で育った信仰の仲間とスクラムを組んで助け合い、神の栄光を表す生活共同体を拡大していかねばなりません。  そのために㈱ヴィタポートが生まれました。世に神の命を運ぶ会社です。卒塾生が社会人として自立した生活を始める場です。神に信頼して生きることがどんなに素晴らしいか、世に見せる場です。命を回復した者が、喜びと感謝と献身の思いを社会に表現する場です。会社は利潤を生まねばなりません。勤労は欲望追及ではなく、愛の表現手段なのです。私たちは誠実に働き、とびきり上質の商品をお求めやすい価格で届けるために日夜努力を続けます。信仰が生み出すものは信用できる、と言っていただくことが目標です。20周年記念祭はヴィタポートの成長が感動を呼び、神様の素晴らしさを世に示すものになることを期待します。」  成熟したキリスト者を目指し、今年も年に一度のイスラエル詣でよろしく、200名を越える召団員が北海道余市に集結する。