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惠泉塾前史~年頭所感 ’86

去年の我々夫婦の祈りの課題が実に豊かな収穫を刈り入れ得たことは、どんなに感謝しても、し切れるものではありません。神様の祝福は溢れるばかりで、満ち足りた我々の心は遂に抑えかねて、本年は縁ある多くの方々に愛の奉仕と贈り物を以て返礼したいものだ、と語り合ったことでした。神様に栄光を帰しまつるような方法で、「神様からの愛」の表現として、委ねられた全タラントを貴く用いたい、と思います。縁ある多くの方々に富んでいただくために、我々は自分を富ませることをやめよう、と思います。神様からの祝福が胸に溢れるばかりなので、我々はもっと貧しくても良いと思うのです。そればかりか、主イエス様と共に十字架の御苦しみを抱きしめたい、と願います。ああ、本年、私は主の十字架を積極的に受け入れる者になりたい。罪人の魂の救いを求めて喘ぐ苦悩、日ごとにそれを考え、夜ごとにそれを夢見る心の重荷。魂の生みの苦しみ。危機迫る現代に、神の祝福を導き入れるまで、神をつかんで離さぬ覚悟でいる者の苦悩を私のものとして下さい!!

愛する兄弟姉妹よ、あなたは主と涙を共にしておられますか?主は、神に背を向け、サタンに拝跪している失われた小羊たちのために、今、何をしつつあるのですか?苦しみましょう。もっともっと主の御苦しみを苦しみましょう。人前で認められ称賛されることなど求めず、もっともっと小さな存在に甘んじ、主の謙遜を身にまとう者となりましょう。そして何より、主よ、あなたが讃美されますように。