(詩篇103篇)
もし、あなたが今、自分ではどうすることもできない苦しみの渕に立っているのなら、主なる神の聖名を呼んで、苦しみからの解放を祈り求めると良い。神は神に信頼する者のためには無尽蔵のいつくしみを注いで下さる。主なる神は、父が子を憐れむように神に信頼する者を深く憐れみ、神の思いを踏みにじった過去の数々の過ちを全て赦し、どんな病気も全て癒し、死の危機から命を救い出して下さる。信頼してごらんなさい。神は、我々が生きながらえる限り、良き物をもって我等を飽き足らせて下さる。主は憐みに富み、恵み深く、怒ること遅く、いつくしみ豊かでいらせられる。また、いつまでも責め立てたり根にもったりなさらない。それどころ、信頼するなら、神御自ら我々の咎を我々から遠ざけて、二度と我々が罪を犯さないで済むように守って下さるのだ。我々人間は自分で自分を潔めたり完成させたり出来る程立派な存在ではない。神は我々がちりにすぎないことをご存知で、悪の嵐から守ろう、として下さる。その神に信頼しよう。神は愛である。