余市の雪が急速に解け始めました。「ふきのとうが出てました」と春の知らせを告げる塾生がいます。
受難週の始まる日、余市教会では洗足式を行いました。十字架の日、復活の日をそれぞれに記念して、いよいよイースター礼拝に臨みます。 古い週刊「聖翼の蔭」を読んでいくと、1993年の受難週に札幌キリスト召団で初めて洗足式をしたと記されていますから、今年で20年になるわけです。 使徒信条を受け入れ、キリストの十字架による贖いと復活を土台とする私たちの信仰は、他教会教派のそれとどこがどう違うのでしょうか?違いがないなら札幌キリスト召団として別の一派をなす必要はありません。 新しい年、そのことが問われています。確かにここがちがうと言わずにおれないお一人びとりが切なる「告白」を持ち寄ることが大切ではないでしょうか。「私の人生は、この信仰により、根こそぎ引っくり返されました」と、人生一つ分の重みを引っ下げて、キリストによる変化を証するなら、平凡で無名無力な私たちが何より神様のお喜びを刈りとることになるでしょう。