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7月 覚醒

 札幌キリスト召団の夏期福音特別集会が終わりました。

 水谷惠信牧師が小池辰雄の宣言によって札幌キ
リスト召団を設立したのは1982年でした。それから8年後、1990年より始まった夏期福音特別集会は、今年で第24回になります。  12という完全数の2倍、24回目の今大会をもって、水谷惠信師率いる集会は幕が引かれることになりました。集会には196名の参加者が万難を排して一同に会し、学びあい、祈りあい、交わりあい、あたかも年に一度の“エルサレム詣で”のような趣がありました。すると、余市は召団の信仰の“聖地”、祈りの家が“エルサレム神殿”、召団員は“イスラエルの民”のようです。場所は余市町最大のホテル「水明閣」でしたが、祈りの家に入りきらない“民”が移動し、祈りのきよめを受けて祝福されました。  集会のテーマ、「新生~愛する者となるために~」には、召団員全員の熱い願いが霊によって注がれました。聖霊の灯を消したくない、神の活躍舞台の幕を閉じたくない、その一心で、この群れに若者を招き入れ、たくましく育てて信仰のスピリットを受け継がせてくださいと心を合わせて祈りました。  主は、褒むべきかな、私たちの祈りに応えて、若者の心を大いに燃やしてくださいました。信仰の覚醒が起きた人、み霊が腹の辺りにとどまって喜びが去らない人、主の御前に裸の自分を曝すことができた人、小さなリバイバルの静かな始まりを予感させる今大会の出来事を通し、憐れみ深い主のなさりように、今も生きて働く神がいまし給うことを、多くの人に知らしめることができたのではないでしょうか? 水谷惠信師が一番願っておられることが実現成就し、その引退の花道を飾ることができますように。