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10月 札幌キリスト召団のもつリズム

 札幌キリスト召団が生み出した生活共同体「惠泉塾」は、単なる生活共同体ではない。今の世の中にはこれ以

上の秩序を見ないほど、生活のリズムに秩序がある。これこそが、病を癒し、心身を解放し、多くの問題解決を図ってきた「惠泉塾」の秘密である。若者を鍛え、老人を慰め、人を造り変えて生きる者とした。神との正しい関係が回復されて鮮やかな神の臨在に触れることもできる。かくして奇跡は起こり、しるしと不思議は日常茶飯のこととなる。18年間、治療効果を上げ続けてきたのはこのリズムであり、そのリズムが生み出した空気であった。リズムが鮮明で空気が濃厚であるほど、治療効果は高くなる。私たちが守るべきは、この濃厚な愛の空気なのである。  ここは、また水谷家であるから、このリズムは水谷先生のリズムと言ってもよい。それは、常識的な当たり前のものではない。水谷先生が体得したリズムが、恵泉塾の空気を生み出しているのだ。その人の出す空気に治療効果があり、治癒力があり、教育力・感化力があるということだ。水谷先生から出る空気は、水谷先生の持つ生活リズムである。  なぜ、その空気が出るのか? まず、水谷先生といわゆるクリスチャンとには、聖書を読む時間の長さにおいて大いに差がある。若いときから1日5時間以上聖書を読み、聖書から命を汲み上げ続けてきた信仰生活が、ついに聖書のリズムを体で知ったというところまでに至らせたのであろう。聖書のリズムこそ、信仰のリズムである。神と共に歩む信仰生活の勝利の秘訣はここにある。 また、そのリズムが人の心を捕らえるのである。聖書の持つリズムが人を引き寄せる。そのリズムをつかめば、そして、そのリズムで労働すれば、みんな引き寄せられて元気になり、健康を回復し、問題が解決されるのだ。このリズムを試行錯誤して体で掴み取れ!と先生は仰る。それを知ったら素晴らしいことが起きる。天に通じる祈りをささげることができる。神は祈りに答え給う。祈っても答えられない人は、みんなリズムにうまく乗っていないのだ、とも仰った。  継承すべき札幌キリスト召団のスピリットとは、この信仰のリズムの体得ではないだろうか? リズムと言い、波動と言い、波長と言い、神の御支配の及ぶところと言う、地上における天国的なこの空気を追い求めて、これからも一途に歩いていきたいものである。