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12月 絶大なる力の神が意志されること

 20歳の水谷先生が始めて小池辰雄先生に出会われたとき、小池先生は65歳であったそうです。現在の水谷

先生と同じ年です。その頃の小池先生はまだまだお元気で、100歳にも向かわんとする勢いがあったと言います。現在の水谷先生は?とお尋ねすると、息切れしている、と自ら仰います。不整脈が時々心臓や呼吸を苦しめる、と。まことに殺人的な伝道スケジュールです。ロケットが噴射し続けて上昇を止めないのと似ています。  ルターの著作『キリスト者の自由』には、「前進する」ことが「造り変えられる」ことであると述べられています。「あなたがたは今がどんな時であるかを知っています。あなたがたが眠りから覚めるべき時が既に来ています」(ローマ13:11)と言われるように、眠っているクリスチャンから目覚めているクリスチャンへと前進しなければ、私たちは後退してしまう、とルターは言います。そのルターと水谷先生が重なります。動きのある福音、それが召団の福音です。ある状態に停止するのではなく常に動き、前進し、戦う。戦っていないクリスチャンはもうすでに後退している、と。キリスト者として動的に生きるとはどういうことか、私たちは今、生々しく見せていただいているのだと思います。  この捨て身の伝道は、先生の体力の消耗に反比例して力強い成果を上げ続けています。10月のニューヨーク伝道に加えて、11月にも沖縄、群馬、都賀、丹波、姫路、いわき、と クリスチャンの本気度を増し加える聖霊の嵐が全国を縦断しました。眠っている魂を呼び覚まし、ノンクリスチャンの魂を幾つも捕らえました。  神は御自身の栄光のために、召団の福音を保持しようと強い意志を持って本気で立ち上がられ、そのことは実現成就しています。御意志が強ければそれだけ安心て私たちはこの方のあとに付き従って行けます。一人の人間の捨て身の生きざまこそが、何よりも静かな確信を与えてくれるのです。