9月9日(日)礼拝を終えた後、惠泉塾秋のスポーツ大会を余市町の体育館で行いました。 スポーツ大会で
は塾生たちが普段の農作業では使わない筋肉を使って思いっきり体を動かして汗をかき、体当たりで競技に打ち込む中で心の殻がはじけることを期待しています。この日は日常生活の中では見たことのない塾生や職業訓練生たちの新たな一面を発見できる喜ばしい時です。
そして、大きくなった惠泉塾では全員揃って何かをする場面は多くありませんので、スポーツ大会は惠泉塾で暮らす大家族が親睦を深める場ともなっています。
昨年の反省を生かして、今年は年配者や体の不自由方も一緒に参加できるスプーンリレーを行いました。メイン種目はソフトバレーで、若者によるバスケット、自由参加の卓球とバドミントンも行いました。
「塾生、訓練生、高齢者の方々のいつになく輝く一面を見れてよかった」、「お互いの弱さを補い合い愛し合う交流の場となってよかった」、「初めは調子の悪かった人も帰りには元気になって帰ることができてよかった」、「みんなでひとつになれた」などの感想が寄せられました。
「たとえ一人ひとりの力は弱くても、みんなで一致団結して力を出し合う時に勝利することを体験した。これは仕事でも同じなのだと学びました。」これはソフトバレーで優勝したチームのメンバーの感想です。
こうして惠泉塾の絆も秋も深まりつつあります。閉塾まで後2ヶ月となりました。