今年に入って、いつの頃からか、伝道旅行をしたい、と願うようになった。あふれる恵みをわかち合い、新たな同志を見出したいと祈っていた。それが今夏、K姉、M姉、Y姉らのお助けによって実に豊かに実現した。本当に有難い。旅程は浜松→東京→小諸→(裾野)→大阪→小樽 8月1日から始まって、16日まで続いた。その間睡眠時間平均3時間で、不足分は移動の車中に補う、という有様だった。顔と顔を合わせて語り合い悩みや疑問をうかがった方々が65人にもなった。メモを取りそこねて、お名前や住所を記録できず、私の「祈りのノート」に加えられない方が何人もいて失敗だった。出会った方々の重荷を私も共に背負いたかったのだ。次に出会う日まで祈りの内に荷い合うことができたら、どんなに豊かなお交わりができることだろう。献金も多く、旅を終えてみると、札幌を発つ時に持っていた金額と同じだけが財布に入っていた(葡萄樹の会への献金は別として)。私ごとき者への献金としては法外と思われた。むしろ、これは共におられた主なる神への献金なのだ。主様は実に共におられた。悪霊を出す時、怒涛の如き力をふるわれ、痴呆の婦人の前には熱涙を流され、集会ごとに感動のメッセージを我が心に託された。私はいつも空手でその場に臨み、必要な力が私を貫いて流れ出て行くのを見ていた。何ということだろう、という驚きばかりだった。主なる神を必要としておられる方が夥しくいらっしゃる。否、主なる神がそれらの方々に熱愛を注いで、立ち帰ることを願っていらっしゃる。私は主を伴って、更に多くの方々の前に立たねばならぬと思わされた。伝道基金は授けられた。私は再び伝道旅行に出たい。
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