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聖書随想~主の聖名のゆえに万人を受け入れよ

(ルカ福音書第9章46~48節)

 

主イエスは1人前の仕事もできない無知無能のつまらない1人の幼児を選んで御自分の脇に立たせて言われた、「誰でもこんな無価値に見える者を、この子自身の価値など一切問わずに、ただ主なる私が選んで命を与え、愛を注いでいるという、そのことだけの理由で温かく迎え入れる人は、実際はこの子を受け入れたというより、私自身を受け入れた、と言う方が適切だろう。同様に人間イエスを見るのではなく、“これは私の愛する子、私の選んだ者である”との神の言によって私の内に権威を認め、受け入れる人は、権威の源である神御自身を自分の内に歓迎していることになる。即ち、この幼児を心から歓迎する者は神を迎え入れていることになるのである。この幼児が信者であるか否かを問わない。主は全ての人が救われて真理を語るに至ることを望んでおられるのだから(Ⅰテモテ2:4)。私共は全ての人の奥に、その人を愛してやまない神のまなざしを見つめたいと思う。