主の御名を賛美します。今日、我が家に昇さんからの贈り物、水谷先生の『聖書の神に教えられたこと(第4幕) 結婚・子育て・家庭』が届きました。母も僕も感謝しております。ありがとうございました。さっそく、その感想です。
僕はこの本を読んで、ああ、我が家の不幸は必然であったなということと、神はこの不幸を通して岡本家を邪悪な間違った世界から救い出してくださったのだということを、まず、はじめに思いました。
僕の父も母も聖書の定義するところの「愛」は知らなかっただろうし、もしくは、戦前教育を受けている祖父や祖母から教わった大切な何かよりも、個人の自己実現追求の生き方に染められ、その価値観に翻弄されていたのではないかと思います。
父も母も良く働いていました。本当に。でも、家庭としては機能していなかったと思います。仕事のことで頭が一杯一杯になって、家で家族のことなど顧みるゆとりのなかった父。その父を軽蔑しているのか、小さい男、みたいな目で見ている母。この家庭に水谷先生のおっしゃる「父親」「大人」「男性」というものは存在していませんでした。常に冷静にふるまうことは、僕の父には少し難しすぎる課題だったのかもしれません。
当然、その子どもたちに理性というものは育ちにくかったようです。特に、僕は生来、感情の方が強いのかもしれませんし、環境の中で、感情をコントロールすることを学ばなかったのかもしれません。
でも、家庭環境のことで両親を恨む気持ちは消え去りました。神が僕を教育してくださっているからです。神が諦めないのです、僕のことを。僕が諦めても神は諦めることができない、諦めることを知らない、そういうご性質の方であることが、惠泉塾に関わってもらって、こんな僕にも伝わってきたのです。僕が何をやっても神はどうしても諦められない、ということが。
神には何でもできないことはないと教えられて14年、脱走したりトラブルを起こしたり、本当にさまざまなことをやってきた僕ですが、神は惠泉塾を用いて忍耐強く教育してくださり、今、理性が芽生えつつあるのです。この僕に。「闇から光が輝きいでよ」と命ずることのできる神は、こんなどうしようもなくなった者にも光を当て、人間として本当に大切なことを教えてくださいました。
男になろう。水谷先生や木下肇さん、他にも魅力的な男性はたくさんいます。任務を投げ出さない。感情に支配されない、成し遂げるべきは成し遂げる。諦めない。絶対に成し遂げる。全員を連れていく。神の国に。誰一人漏らさない。落ちこぼしをしない。
水谷先生のように発想する。これを今、訓練中です。朝の学びで学んだ通りに実行してみる。そこに疑問の余地はない。すでに実験済みの教えなのでいちいち詮索する必要もないし、第一、先生が神様のこと、聖書のこと、人生について、僕たちにうそ偽りを教えることなどあり得ないのですから。
以上が、僕の本書を読んでの感想です。また教えられることがあったらその都度ご報告します。今回の贈り物に心から感謝いたします。今の僕にまさに必要な一冊でした。そして、この時代の問題にも提出できる解答が書かれてありました。栄光在主(2019年2月16日)
ニュース&トピックス
3月 岡本慎介さんより五十嵐昇さんへの手紙
- date: 2019年3月1日
-
- category: