2013年、開塾から4ヶ月目に入ります。塾生たちは生活リズムにも慣れて労働体型にふさわしくスリム化
されてきました。一人ひとりの素顔がのぞき、その人本来の持ち味が現れてきました。 先日のペンテコステ記念礼拝では、聖歌隊の合唱があり、男子塾生とお年寄りの素晴らしいハーモニーを聴かせていただきました。みんな感動しました。台所の食事作り班でリーダーを任され、何が何だか分からないけど夢中でやりました!と顔を輝かせる女子塾生の姿がありました。パートナーとの信頼関係を真剣に求める姿勢が美しいと思います。 農作業はこれからが勝負! とリーダーの指揮の下、天候不順と戦いながらの作付け、種蒔き、土作りが急ピッチで進められています。余市豊丘は5月下旬になってから桜満開となりました。梅、桃、梨、林檎…と木の花がいちどきに咲き揃う、一年中で最も美しい季節を迎えます。 惠泉塾では、若者のためには「若者の集い」、お年寄りのためには「旅支度」という時間があり、スケジュールには何と“花見”も加わります。余市ならではの大自然の山懐で、霊気あふれる好季節、6月の夏期福音特別集会に集合してくださる全国の皆さんとお会いできることも楽しみです。 水谷先生はほとんど神のエネルギーだけで生きておられると仰いますが、今、その言葉通りのハード伝道スケジュールを実践中です。そのため、先生がめったに余市にいらっしゃらないような状況の中、現在のメンバーがいかに補い合い、互いに生かし合って良いリズムと愛の空気を保っていくかが重要課題です。リーダーの下での結束がカギであると心得て「愛し合って一つとなる」を毎日生活するために信仰の戦いを続けています。